皆さんは普段どのようなクレンジングをしていますか?
メイクやスキンケアには時間をかけるけど、クレンジングは素早くしっかり落とせればいいと思っていませんか?
美しい肌を保つためにはクレンジングはとても重要です。
メイクの方法やスキンケアのやり方と違い、雑誌やメディアであまり取り上げられることのないメイク落としの方法をご紹介します。
メイク落としの重要性
メイクをしたまま夜眠ることは生ごみの中に顔をうずめているようなもの、
顔に汚れた雑巾を乗せているようなもの…と聞いたことはありませんか?
つまりメイクをするということは、肌の負担になっているということです。
基本的にメイク用品は油性なので水になじまず、洗顔だけでは簡単に落ちません。
そのためクレンジングを使ったメイク落としが必要なのです。
クレンジングをしっかりと行わず、メイクが肌に残っていると毛穴に詰まり、黒ずみになってしまったり
アイライナーやマスカラなどは蓄積されて色素沈着してしまいます。
化粧水や乳液を肌にしっかり浸透させるためにもクレンジングはとても重要だと言えるでしょう。
メイク落とし①クレンジング
クレンジングには様々なタイプがあります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
シートタイプ
拭き取る際の摩擦や界面活性剤やアルコール成分が配合されていることにより肌へのダメージが大きい。
オイルタイプ
界面活性剤が含まれるためクレンジング力は抜群。しかし肌へのダメージは大きい。
ミルクタイプ
肌には優しいが水分量が多いため、クレンジング力が弱い。
クリームタイプ
保湿力が高く、水分量も多いため肌に優しい。時間をかけて丁寧にクレンジングしなければクレンジング力は弱い。
クレンジング力が強いほど、肌への負担は大きいと言えるでしょう。
1番のおすすめはクリームタイプです。
時間をかけてマッサージするように肌へなじませることで、クレンジング力もアップして保湿効果も期待できます。
少し手間はかかりますが、クレンジングに時間をかけることで肌が柔らかくなり、美肌への近道となります。
またクレンジングの際に1番気を付けなければならないことは「肌の摩擦」です。
メイクが落ちにくいからといって、強く擦るのはNGです。優しく行いましょう。
メイク落とし②洗顔
クレンジングが終わると次は洗顔です。
こちらもクレンジング同様、擦りすぎることなく優しく行ってください。
正しい洗顔方法をご紹介します。
ぬるま湯で洗う
冷水は肌の引き締めに効果的なイメージがありますが、実はあまり肌によくありません。
肌が急激に冷えてしまうことで肌が赤くなってしまったり、乾燥にもつながってしまいます。
熱めのお湯も皮脂や肌に必要な油分まで取り除いてしまうため、肌にとって負担です。
35℃~37℃のぬるま湯がいいでしょう。
しっかりと泡立てる
洗顔料にたっぷりの水分を含ませてしっかりと泡立たせます。
泡立てネットを使えば、少ない水分量でも簡単に泡立ちます。
しかし水分量が少ないと、肌への摩擦が強まることもあるのでたっぷりとお湯を含ませましょう。
生クリームのようなふわふわの泡が理想的です。
肌を擦らない
しっかりと泡立てたら、その泡を顔にのせます。
この時、重要なのは肌を擦りすぎないことです。
泡で洗顔するイメージで手が肌に触れることのないようにしましょう。
そのためにも泡はたっぷりと作っておくといいでしょう。
タオルで擦らない
洗顔で肌に気を付けてもタオルで強く擦ってしまっては意味がありません。
決して擦らずに水分をおさえるように拭き取りましょう。
洗顔料もクレンジング同様に界面活性剤が多く含まれるものが存在します。
洗浄力が強いと肌への負担もかかってしまいます。
自分の肌に合った洗顔料を選びましょう。
メイク落とし③スキンケア
クレンジング、洗顔のあとはスキンケアです。
肌をきれいな状態にした後のスキンケアは重要です。
洗顔後、水が蒸発してしまう前に化粧水や乳液で肌に蓋をしてあげましょう。
1秒でも早くスキンケアを行うことを心がけてください。
クレンジングと洗顔で、汚れや油分を落とした肌には十分な保湿が必要です。
1日のメイク汚れなどを取り除き、しっかりとスキンケアを行うことで翌日の化粧ノリが確実に変わってきます。
またクレンジングには肌の内面から保湿する役割があります。
表面だけの保湿はかえって化粧崩れの原因になることも。
時間をかけてクレンジングで柔らかくした肌は、化粧水や乳液の浸透力も抜群です。
肌を擦るのではなく、肌の中へ中へ浸透させるイメージでスキンケアを行いましょう。
まとめ
いかがでしたか?
美しい肌を作るためには、クレンジングも重要なのです。
ただメイクを落とすだけではなく、肌を柔らかくしたり、毛穴の汚れを取り除いたりすることで化粧ノリは変わってきます。
スキンケアやメイクだけではなく、クレンジングにも手間暇かけて肌の内面から潤う美肌を目指しましょう。