フェイスブラシの種類
ファンデーションを塗る際に使用するフェイスブラシには、リキッド用やパウダー用などがあり、
それぞれの性質に合わせてフェイスブラシを選ぶことで肌にしっかり密着し、より一層魅力的に仕上げることが出来ます。
ここではフェイスブラシの種類と特徴についてご紹介していきます。
- 平筆タイプ
毛先が3cmほどのものはリキッドファンデーション向きで、
小さいものはお肌の欠点をカバーするコンシーラーを塗るのに向いています。
小回りが利いて小鼻の周りや目のきわまで丁寧に塗ることができ、艶肌に仕上げたい人に向いています。
初めて使う方にとっては難しくてムラになってしまうこともあるかもしれませんが、表と裏の二面を使ってナチュラルに仕上げることが出来ます。
メイクさんはほどんど平筆タイプでファンデーションを塗っているそうです。
- フラットタイプ
パウダリー、リキッド、クリーム、固形ファンデーションに使えるブラシで、初心者でも肌に均一に乗せることが出来ます。
小鼻の周りが塗りにくいこともあるため、少し斜めにカットされているものなら塗りやすいでしょう。
パフよりも薄付きでファンデーションがしっかり肌に密着してくれるのでマットな仕上がりが好みの方に向いています。
- パウダーブラシ
筆先が丸みのある扇状にカットされているパウダーブラシは主にパウダーファンデーションに使われていて、フェイスパウダーを乗せることも出来ます。
- アングルブラシ
筆先が斜めにカットされているのが特徴です。
チーク、シェーディング、ハイライトを乗せるのに便利で、斜めにカットされている筆先が頬骨やフェイスラインにしっかりフィットしてくれるので
自然な立体感が生まれ綺麗な仕上がりになります。
- カブキブラシ
歌舞伎役者が化粧に使っていたもので、歌舞伎役者の頭の形がブラシに似ていることから名前が付いたそうです。
そのため世界共通語で『カブキブラシ』と言うそうです。
毛量が多く、大きめのブラシなのでふんわりとナチュラルなベースメイクに仕上げてくれます。
ブラシ全体がコンパクトなので立てて置くことができ便利です。
- フィニッシングブラシ
余分な粉を払ってくれる仕上げのブラシです。
粉を払うため、毛が少し硬いものが多いです。
顔を磨くようにクルクルとブラシを滑らせることで肌にベースメイクが密着してくれて毛穴レスの艶肌に仕上げることが出来ます。
ものによっては毛先がフラットになっていて最初からファンデーションを付けて塗り広げることも可能です。
フェイスブラシの使い方
さて、フェイスブラシの種類とそれぞれの特徴を確認したところで、
ここからはファンデーションを塗る際の正しいフェイスブラシの使い方についてご説明していきます。
リキッドファンデーションを塗る場合
- 手の甲にファンデーションを取り、ブラシの両面にファンデーションを馴染ませます。
- 顔の半分を片面で塗ります。幅広く使って外に向かってブラシを滑らし一気に広げるのがコツです。
パウダーファンデーションを塗る場合
- ブラシでファンデーションを取り、手の甲の上で余分な粉を落としていきます。
- ブラシを寝かせて顔の中心から外へ滑らせ、全体に付けます。
- ブラシを立てて余分な粉を落とすように先を使って軽くなでます。
- ブラシの粉をティッシュオフで落としてから、立てたブラシを肌に軽く押し当て、クルクル回しながら粉を定着させます。
フェイスブラシのお手入れ
フェイスブラシに限らず、メイクブラシには皮脂汚れや汗が付着し、雑菌が繁殖してしまい、トイレの床よりも汚いと言われています。
それが肌に触れるということは肌トラブルの原因になりますよね。
そうならないためにも日頃からのお手入れが大切です。
まずは使うたびにティッシュでふき取り、週に1度は洗いましょう。
フェイスブラシを洗う際に使用する洗剤なのですが、ブラシによって(特に動物毛)は痛んでしまうことがあるため注意書きを確認してから使いましょう。
オススメは水に溶かした石鹸や洗顔フォームをブラシで軽く泡立て、
ぬるま湯ですすいで自然乾燥させます。
早く乾かそうとドライヤーを使うと毛が痛んだり、広がってしまうので使わないようにしましょう。
洗い方
- ブラシが半分程度つかる高さまでお湯を入れます、
(※クリーナーや石鹸などを入れる場合は溶かしておきます。) - ブラシを立てて浸しながら、数回底に軽く押し付けます。
- 最後にぬるま湯で水が綺麗になるまですすいだら完了です。
- ティッシュで水気をふき取り、横向きにして自然乾燥させます。
パウダーを使用して洗う
水洗いしたくないブラシにオススメの方法がコチラ。
使うパウダーはベビーパウダー、フェイスパウダー、コーンスターチのいずれかで大丈夫です。
- パウダーを袋に入れて、ビニール袋の中にブラシの先を入れます。
- パウダーをブラシの毛に馴染ませます。
- ブラシについたパウダーを払います。
- この②と③を何度か繰り返すことでブラシの汚れがパウダーに移るので綺麗になります。
フェイスブラシの使い方やブラシのお手入れ方法についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
メイクをする際に欠かせないツールだからこそ、いつも清潔に保ち、メイクの仕上がりをより美しく魅力的な自分を引き出していきましょう、